更年期に脳も活性『皿まわし体操』

 

更年期になると、ご存知の通り、ホルモンバランスが崩れるので、体に良いものを食べたり、サプリメントを飲んだりしても、「なんだか調子が悪い」「なんとなくダルい」といった状態に陥りやすくなりますね。

東洋医学では、気・血・水の流れが滞ると、体の変調をきたしやすくなると考えられています。

更年期症状では、「ホットフラッシュ」という言葉をよく耳にしますね。「気逆」と言って、頭寒足熱(=水昇火降)の反対の気の流れで、頭がカーッと熱くなったり、顔がほてったりと上半身に熱が昇り、下半身は冷えている状態です。

こんな時は、気や血の流れを正常にする「皿まわし体操」がオススメです 関節は、体内で最もエネルギーが滞りやすいところ。皿まわし体操をすれば、6大関節(手首、ひじ、肩、股関節、ひざ、足首)をむらなく回転させて、関節だけでなく、その周りの筋肉と靭帯も動かして、滑らかにしながら、関節の可動範囲が広がり、滞っていた冷気や濁気を燃やし、気血循環を促進します。

気逆が解消され、脳の気も降りて、首や肩がほぐれて、呼吸が深まり、全身が温かくなります。

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